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周防大島の阿弥陀寺さまの回向法要「総回向」が今年も盛大に奉修されました。

5日間に渡る回向法要の期間中には、毎日昼と夜、我々の身長を優に超える卒塔婆を、世話人さんが運び、我々僧侶が繰り、回向師さまが読み上げ、僧俗共に回向します。中には水子さんの百回忌の大きな卒塔婆もありました。「水子地蔵和讃」をおとなえしている時、信仰心とは一朝一夕に身につくものではなく、世代や時代を超えて積み重なっていくもののようにも感じました。本当にたくさんの方々の想いを感じます。

本日は回向法要の総まとめ、「総回向」でした。住職はこの総回向で、双盤念仏の大役を果たさせていただきました。200年をはるかに超える回向法要の歴史の中で、私はまだ3年です。私も含め、皆さまの耳と心の中に確かに残る、先代の双盤念仏には足元にも及びませんが、一唱ごと、一打ごとに気持ちを込めておとなえすることができました。回向法要に関わられる皆さまのお気持ちに心を合わせられるように、本日に至るまで何遍もおとなえした甲斐がありました。

総回向が無事に勤められ、二十五菩薩練供養、流れ灌頂が奉修されました。阿弥陀寺さまの境内周辺には出店も出て、老若男女多くの人でにぎわいました。昨年までお稚児さんとして法要に出られ、保育園を卒園されたお子さんも来てくれており、その子の成長を感じるとともに、毎年法要を華やかにしてくださるお稚児さんが、お念仏をきちんと相続されている所を見ることができました。

全ての法要が終わると、回向法要に毎日通われ二十五菩薩としても練供養をされたおばあさまと、小僧さんとして一緒に法要を勤めてくださったお孫さんが、本堂前に並んだ大きな角塔婆とご一緒に記念撮影をされておりました。その角塔婆はご子息さま(お父さま)のものだそうです。お写真を撮られている姿を拝見し、「倶会一処」の心を感じました。ご自身の手で念仏回向され、本当に良いご供養になったと思います。亡き方は極楽浄土から常に見守ってくださっております。どうぞお念仏をおとなえください。