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浄土宗総本山知恩院が発行している『華頂』の平成27年12月号に、『寺院消滅~失われる「地方」と「宗教」~』(日経BP)の著者、鵜飼秀徳さんの「消えゆくお寺。変わらない供養の心」という記事が特集してあります。

特集記事は総本山知恩院のページでご覧いただけます。

瑞相寺では、月参りなどでお参りした際に、『華頂』をお檀家様にお渡しするのですが、今月号は特に目を引いたようです。最近は寺院内だけでなく、広く社会問題として寺院が扱われることが多くなり、お檀家様と法事の後に、盛んに意見交換することが増えて参りました。

鵜飼さんは最後「世の中、必要なものは残ります。お寺だからという特例はありません。僧侶が怠惰であれば滅びても仕方ありません。」と締められていらっしゃいますが、誠にその通りだと思います。今後鵜飼さんのおっしゃるように、寺院は激減し、人々の考え方も劇的に変化していくでしょうが、必要とされるようなお寺でありたいと思います。

昨日托鉢の後、浄土宗青年会の尊敬する先輩方にご意見を伺いました。「今までいろんなことをやって来たが、やっぱり僧侶として本来のやり方で、皆で協力して行動を起こしていきたい。」とおっしゃる方や、「お檀家様の中には、サイパン島等で戦死した方のご遺族もいらっしゃるので、住職としてお参りしている。」と、海外に散らばる縁のある地にご供養に行かれる方もいらっしゃいます。皆様熱い方ばかりです。

今後益々お寺も厳しくなって参りますが、志を同じくする方々と、ぜひとも協力させていただきたいです。