20181029トラブル対処法

 

 

近年、「墓じまい」や「離檀料」に関するご相談も増えてきました。お世話になった菩提寺の檀家を離れることを「離檀」と呼ぶそうです。憲法でも信教の自由が保障されているように、誰でも自由に宗教・お寺・信仰などは選ぶことができます。江戸時代の封建制度から続いてきた檀家制度は、現代の時代には合わなくなって参りました。諸行無常は当然の理です。瑞相寺では離檀するのもすべて自由にし、離檀料なども一切いただきません。

結論を先に申しますと、離檀料という費用は、別途お寺とそのような取り決めをしていない限り、法的根拠も拘束力も一切ございませんので、もちろん不要です。近年、墓じまいや離檀の増加により、お寺側が離檀料という費用を請求するケースが増えているようです。特に改葬許可証を行政から発行してもらうのに、そこに遺骨があることを証明する書類である「埋葬等証明書」などに、お墓の管理者(お寺の場合は住職)が署名捺印することを拒み、「これを発行するなら●●●万円よこせ」と請求するようです。

今回は具体的に「お墓の改葬許可の手順」と「離檀トラブルの対処法」について述べたいと思います。

 

 

 

お墓の改葬許可の手順

 

 

改葬(お墓のお引越し、墓じまいなど)をする際は、一般に「改葬」という行政上の手続きが必ず必要になります。以前瑞相寺の住職ブログでもご紹介いたしましたので、以下のページをご覧ください。

 

改葬(お墓のお引越し)の流れ~山口県岩国市の場合~

山口県岩国市で改葬(お墓の引越、墓じまい)をする方へ

 

 

 

離檀トラブルの対処法

 

 

■原則

 

長い間お世話になった菩提寺に感謝をし、真摯に現状の説明をし、これからの方向性を一緒に考えていくことが大前提です。決して一方的にこちら側で決定したことを伝えてしまってはいけません。長い間ご先祖さまのご供養をお世話になったお礼をいたしましょう。

 

 

改葬許可はご自分で簡単に取得できるものです。岩国市のWebサイトで指定書類はダウンロードできます。また、岩国市役所や瑞相寺でも配布しております。必要があれば、瑞相寺でも改葬許可申請書の作成の仕方などをお伝えしております。

以下、トラブルの対処法を①、②、③と順を追って述べて参ります。

 

■トラブルの対処法①「行政に相談」

 

万が一、改葬手続きでトラブルになった場合、住職はもとより、行政の方々もお力になってくださいます。岩国市の場合、岩国市役所4階の環境保全課様が担当部署になります。大変親切に相談に乗ってくださいます。実際に離檀料に関するトラブルで、該当するお寺には、埋葬等証明書への署名捺印と離檀料との関係は一切なく、本来の在り方とは違うため、何度も行政指導をされているようです。必要があれば申請書の署名捺印に関し、同行もしてくださるそうです。

 

 

■トラブルの対処法②「行政書士に相談」

 

遠方や高齢など、菩提寺と真摯な相談がなかなか難しい場合、行政書士の先生に改葬許可申請の代行をお願いすることもできます。お付き合いのある行政書士の先生が身近にいらっしゃらない場合、瑞相寺も信頼している先生をご紹介いたします。粛々と行ってくださいます。なお、仲介手数料等は一切不要です。具体的な代行の料金プラン等もございますので、お尋ねください。

 

 

■トラブルの対処法②「弁護士に相談」

 

行政書士の先生に代行をお願いしても高額な離檀料などを請求された場合は、弁護士の先生に相談いたしましょう。こちらもお付き合いのない場合は、紹介をさせていただきます。もちろん報酬等の金額も発生いたしますので、ご了承ください。

トラブルになった場合、まずは「弁護士を通じて法的な手続きをします」という旨をお寺側にご相談ください。お寺側も離檀料という法的根拠のない費用を請求して、万が一裁判になった場合、負けるのは明白なため、そこで引かれるケースもあるようです。裁判になってしまうと、時間的、金銭的、心理的負担も大きいため、できるだけ避けられた方が無難です。極力穏便に済ませましょう。弁護士の先生への報酬、離檀料などの費用を互いに考えることも必要かもしれません。

 

 

瑞相寺では毎月たくさんの方のお悩み相談を承っております。同じ僧侶として、本来心の拠り所になるお寺が、心の負担になってしまうのは何とも情けなく思います。上記のようなトラブルでお悩みの方の参考になれば幸いです。

 

 

 

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